アフガン空爆に反対し、
尼崎でリレーハンガーアピール

尼崎市議会に報復戦争反対決議を求める

2001年 11月5日
通巻 1092号

 11月11日(世界平和記念日)11時11分より、尼崎市中央公園で、無期限のハンガーアピールがスタートした。主催は「戦争やっていいん会」。主に20代の若者が中心だ。アフガニスタンへの空爆に抗議し、尼崎市議会にアフガン空爆に反対し、尼崎でリレーハンガーアピール「報復戦争反対決議」を求めている。ハンガーアピール・トップバッターの松村史邦さん(26歳)は、「誰だって生活を奪われたくないし、自分のことじゃないから平気ってわけじゃない。遠くて実感できないだけ。どこか内心、無視できないと思っている。自分たちの住んでいる尼崎から戦争反対の意思表示をしたい」と語る。
 メンバーは交代で24時間のハンガーストライキを行い、市議会で決議があがるまで続行する。ハンストテントのある阪神尼崎駅前中央公園には、アフガン難民キャンプの写真が展示され、市議会決議を求める署名と、アフガニスタンで医療活動を行う「シャプラニールの会」に渡される難民救援カンパが集められている。
 「戦争やっていいん会」メンバーの多くは、TT21(とにかく楽しむ21世紀)メンバーで、同会は毎月第2日曜日にピースストリートを行い、今回の報復戦争に関しても「よくわかるピースマニュアル」を制作・配布している。ピースマニュアルでは、ニューヨークテロの背景としてのパレスチナ問題や日本と同じ「平和憲法」があるコスタリカの事例が紹介されており、これを読んだ人がテントに引き返してきて署名を行うといった光景も見られた。
 ホームページでオンライン署名も行っている(http://itrek.ne.jp/stopwar)。

「ムーブメント」へ | 「特集」へ

人民新聞社

このページは更新終了しております。最新版は新ページに移動済みです。