追い詰められた政治ゴロ・石井亮一

(兵庫連合会長・兵教組委員長)

またまた本紙に対し笑止千万な脅迫文

2001年 7月25日
通巻 1083号

 本紙6月15日号(1079号)1面で、「破綻『連合・5党協』体制をごり押し、脅迫・恫喝で市民派候補潰しに奔走・参院選、兵庫社民党分裂の背景」として、政治ゴロ・石井亮一(兵庫連合会長・兵教組委員長)の悪行を暴露した。これに対して、石井から代理人を通じて以下のような「通告書」が送付されてきた。「通告書」にもある通り昨年9月に続いて2回目、おまけに「今回はもはや法的対応をとらざるを得ない」と恫喝の念押し。
 本紙の回答は前回も明らかにしておりアホらしくて繰り返す気にもならないが、物分かりの悪い人物らしいので、念のためもう一度。基本的には「謝罪要求など笑止千万、徹底してしつこく暴露・告発を続ける」。そのうえで、(1)報道の自由・知る権利への重大な侵害・恫喝で許しがたい、(2)紹介した事実は組合員や社民党員周知の事実であり、その批判を謙虚に受け止めるべき……お分かりでしょうか、石井さん!
 それでも悪あがきを続けるのであれば、当方も望むところ。公の場で過去・現在の犯罪的行為を徹底的に明らかにしようではありませんか!
 

通告書


 前略
 石井亮一氏の代理人として本書を差し出します。
 貴社は、機関紙「人民新聞」を発行のうえ、これを多数に頒布していますところ、同2001年6月15日付(通巻1079号)の1面において、『破綻「連合・5党協」体制をごり押し脅迫・恫喝で市民派候補潰しに奔走』と題する記事を掲載し、その中で石井氏の名誉を次のとおり著しく毀損したことにつき、つぎのとおり通知するものです。


 記

1、真実に反する事実関係について
 同記事の主張の要旨は、今般の参議院選挙において、社民党の阪神間の地元支部が独自候補擁立に動いたところ、石井氏が連合と組んで関係者を脅迫し、独自候補の擁立について断念させたというものである。
 しかしながら、かかる事実は存在せず、同記事の全てが同人の名誉を侵害するものであり、例えば次のような記事は到底看過できぬものです。
(1)石井は兵教組出身で、子分の民主党参議院議員・本岡と組んで、民主党候補の支援を社民党県連で決定すべく画策、
(2)慌てふためいた石井亮一は、直ちに「候補者潰し」にとりかかる。まず本人を呼び出して、本岡と2人で直談判、
(3)立候補の断念を強要。「神戸におられんようにしてやる」とヤクザ顔負けの脅迫をした、
(4)次いで家族への圧力。この人の連れ合いと「先輩後輩」の関係を悪用して様々な圧力を加えた、
(5)石井の足元である兵教組では、組合員の怒りが充満し、一触即発状態、
(6)全国連合を通じて、社民党の支部の市議・県議に「次の選挙でどうなるか、覚悟しておけ」と恫喝を続ける、
(7)「ダラ幹」「利権」「フィクサー気取り」が生き甲斐だった石井の無残な未練がもう1年の定年延長を認めさせ、兵教組委員長にしがみつこうと画策を続けている、
 などである。
 前記記事が全て真実に反することにつき、客観的資料をもって証明する用意はありますところ、次の要求をするものです。


2、要求
 人民新聞の1面の全面を用いて謝罪広告を掲載すること
 掲載の方法については当職と協議のうえ内容を確定されること
 猶、付記しますが、平成12年9月7日付をもって、貴社に対して謝罪を求める通知をした経緯があります。
 今回はもはや法的対応をとらざるを得なくなりますことを申し添え、通告とするものです。


平成13年7月26日
神戸市中央区多聞通4丁目1番20号/富士興業湊川ビル7階/法律事務所「兵庫法律センター」
石井亮一代理人
弁護士・丹治初彦

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