「上田総括」を読んで

我が田辺小学校時代の
同級生なりし上田等君に一言

大阪・縄文人

2001年 12月5日
通巻 1095号

 連載「私の総括」はいよいよ終焉らしいですなあ、戦後を貫き通した貴君の素晴らしい活動ぶりはお見事ですがねえ、分野は異なるが同じ時代に生きてきた小生、これで良かったのかなあと言う疑問が消えてくれぬのですよ。小生ら戦後の50年間をこんな世の中にするために、汗水垂らし働いてきたんですかねえ?
 周りを見渡して下さい、毎日々々人殺しが無い日が珍しいほど、親が子を、子供は親を殺すわ、幼い乳児を投げ殺す母親、中学生が集団でひったくり、郵便局銀行コンビニ強盗は連日連夜、真夜中の2時3時にオナゴ積んで車走らせ電柱にぶっつけて死ぬアホガキ、エエ年さらしたオッサンがオナゴの股ぐら触って逮捕、役人の悪さ収賄つまみ食いはあと絶たず激増の一途、外人強盗団も増えるは増えるは、出会い系サイト使うた犯罪は激増の一途やし、テレクラ遊びのガキも増える一方、一体どうなってまんね!小生らこんな社会にするために働いてきたんですかねえ これ考えるとアホラシなりまんなあ。もういっぺんあの良き時代、戦前に戻りたいと思いまへんか。
 空しいですなあ、アホなことしましたわ、貴君は左翼運動に、小生は戦後一面焼け野原の工業日本復興に、日曜、祭日、盆、正月休みも返上して汗水流し働き通した、その結果がこれでんがな嫌になりまんなあ。小生ただ今無常感に苛まれてまんねん、ハヨ死にとうてねえ。貴君のご感想をお聞きしたいですなあ、よろしく。
 昔々、田辺小学校1年森川学級に在籍せし、大和の縄文人 飯田敬白。

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人民新聞社

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