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▲トルコ・エルドアン首相(右)とブラジル・ルーラ大統領(左)
▲ドーハでの「米国─イスラム世界フォーラム」でイランを批判するクリントン米国務長官(2月)
更新日:2010/07/25(月)

[海外] 米・イスラエル、イラン問題で主導権とれず
──5月24日 『カウンターパンチ』 レイ・マクガヴァーン

中東危機の対処法で主導権を失い始めたアメリカ、イスラエル

時代は少しずつ変化し、米国とイスラエルは、もはや中東危機の対処法を世界に指示する能力を失い始めている。もっとも、クリントン国務長官と彼女のネオコン友人たちは、それにまだ気づいていないようだ。

5月17日、トルコのエルドアン首相とブラジルのルーラ大統領は、イランに医療研究炉用高濃縮ウランを提供する代わりに低濃縮ウランをトルコに搬入する、という交換合意をイランから取り付けたと発表した。

米国抜きの合意は世界の変化を示すもので、周縁化された地域の国々は、米国とイスラエルが中東にまたもや戦争を起こそうとしているとき、もう従順な子どもであってはいけないと思うようになったのだ。

ルーラ大統領は、早急にイラン外交を成功させないと、イスラエルが制裁をエスカレートさせてイラン攻撃を行うだろうと心配した。彼は、「イラクで起きたことをイランで起こしてはならない。制裁攻撃をやらせないように、中東に平和を築く努力を我々がしなければならない」と語った。

トルコのエルドアン首相も、08年末からのイスラエルのガザ攻撃の後、イスラエルへの批判を強めている。09年1月29日、スイスのダボスの世界経済フォーラムで、「ガザを巨大な牢獄にした」とイスラエルを批判し、直前に演説したペレスの演説に対し、「罪を隠すためだ」と噛み付いた。彼は十戒の「汝殺すなかれ」を引用し、「これはお前たちがガザでやったことを指しているのだ」と言って、イスラエルの残忍な行動を非難。ついで「二度とダボスに来ることはない」と言って、会場を出て行った。

二人の政治家は、イスラエルの利益を代弁する米国の意思決定を黙認することをやめ、中東危機を回避するための多国参加アプローチを主張している。

そもそも、イスラエルとワシントンのイスラエル支持派は、イランの核開発を「生存的脅威」だとは見ていない。これを口実にして、敵対国イランに、政権交代を起こしたいのだ。フセインのときのイラクと同じように。

カタールのドーハで演説を行った後の質問に答えて、クリントン国務長官は「イランは、米国への脅威ではない」と口を滑らせてしまった。しかし、「米国の多くの友人や同盟国(要するにイスラエルのこと)にとって脅威だ」と付け加えた。彼女は、イランが一個の爆弾でも作ったら、200〜300発の核爆弾とミサイルと爆撃機を所有しているイスラエルにとって脅威となるというイスラエルの「心配」に、我々も同調すると言明しているのだ。

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