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更新日:2009/04/12(日)

[海外] パレスチナ人にとっては誰が組閣しても同じ
──2月20日付 ガーディアン電子版 ベン・ホワイト

西岸地区から目を離すな

看過できない重大なことが西岸地区で起きている。しかし、メディアはガザ休戦、イスラエルとハマスの捕虜交換、イスラエル選挙結果ばかり報道しているので、国際社会の目に触れない。

イスラエル軍によるヨルダン川西岸地区の村への襲撃が急増し、数多くの村人が連行されているのだ。この種の事件は占領地西岸地区では日常的なことだが、最近の襲撃の特徴として、分離壁に反対する非暴力住民運動が強い町村が標的になっていることに注意する必要がある。

今週は3日間続いてジャイユスが襲撃された。ジャイユスは、分離壁と隣接する入植地によって奪われた農地の返還を求めて闘っている村で、反壁非暴力住民運動が盛んな村の一つである。イスラエル兵は住宅を占拠し、家人の身柄を拘束、道路を封鎖、家財を破壊、抗議する村人や支援者を殴打し、村の中の目立つ建物の上にイスラエル国旗を掲げた。イスラエル軍の襲撃が、反壁住民運動を潰すためであることは明白である。

また今週初め、イスラエルは東エルサレムでパレスチナ人の移動と居住権の制限をいっそう厳しくし、隣接するアッラム地区を囲む分離壁のまだ開いていた通路も閉じたのである。何万人ものパレスチナ人が東エルサレムから切断され、イスラエル当局発行の通行許可書を持つ者も、わざわざ北上して、かなり離れたカランディア・チェックポイントを通ってエルサレムへ入らなくてはならなくなった。それから、メディアも少し伝えたが、ベツレヘム近くのエフラト入植地が、周囲の土地420エーカー(約1.7平方`を「国有地」だとして収用して、拡大される計画である。エフラト入植地の責任者によれば、入植者の数を3倍に増やす計画だ。

これら西岸地区の出来事は、今メディアが取り上げているハマスとの休戦交渉、捕虜交換などよりはるかに重要な意味を持つものである。ハマスについては、「交渉パートナーとすべきだ」とか、「絶対に拒否して殲滅すべきだ」とか、両方の論争の声ばかり大きい。そのためにパレスチナが置かれているもっと大きな根本的な状況が忘れ去られる傾向にある。

ハマスはこの紛争の始まりでもなければ終わりでもない。ハマス憲章がパレスチナ民族マニフェストでもない。ハマスが生まれる前から、イスラエルは占領地への入植活動を続け、民族排斥政権を維持してきた。仮にハマスが姿を消しても、イスラエルの植民地化政策が消えることはないのだ。

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