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更新日:2008/06/05(木)

[情報] 札幌/語られる存在から自ら語る存在に

自由と生存の連帯メーデーin札幌

4月29日、札幌市の大通公園で「自由と生存の連帯メーデーin札幌」(主催・同実委)が約200名の参加でおこなわれた。

望まずとも不安定な「生」を強いられている「プレカリアート」が、既存政党やメジャーな労働組合に依らず、自発的な個人として創りあげた札幌初のインディー系メーデー。今まで他者によって好き勝手に否定的なニュアンスで語られ、一切の責任を押しつけられてきた「フリーター」・「ニート」たちが、「語られる存在」から「自ら語る存在」として起ちあがった。

これは同時に、不安定な生活や理不尽な立ち位置を強制し、新たな貧困や格差を作りだしている新自由主義社会の「終わりの始まり」でもあったのだ。

「労働者の祭典」と称して、一定程度生活が保障された下で既得権や利益を要求する手段としてのメーデーは終わりを告げた。メーデーは働く者だけのものではない。働けない者、そして働きたくない者のものでもあるのだ。わたしたちが自らのことばで声をあげる場、楽しむ場、多様な人々と多様な形でつながる連帯、「生きる」という最も根元的なもの、これらを創造するという、それ自体が目的のものとして取り組まれたのである。

札幌のメーデーは、「障害者・マイノリティーなどの人権と生活を考える会」が呼びかけ、クィア(性的少数者)や障害者、在日朝鮮人、アイヌ民族解放運動に関わる人々、ホームレス状況にある人々などのいわゆる「社会的マイノリティー」を主人公としておこなわれたことが大きな特徴であった。(実行委員 鴨川悠斗)

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