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更新日:2004/06/26(土)

[社会] 「輸入盤CDを規制」?/貧乏人大反乱集団
6/13 新宿1周の「輸入盤CD規制反対集会&デモ」で大騒ぎ──松本哉

最近、「輸入盤CDを規制しよう」という不穏な動きがある。言うまでもないが輸入盤CDは国内盤に比べて値段が安い。だから、音楽好きの貧乏人は輸入盤CDをよく買うので、なくなったら実に困る。コピーしまくったり盗んだりしている最貧乏人階級にとっても、友人宅のコピー元や店頭のエジキが消えたら一大事なので問題は一緒だ。

規制しようという輩は例によって、ボンクラ集団=国会のアホども!(まったく、国会の連中のおかげでどれだけ我々がひどい目に遭ってるか…)「著作権法」を改定して、輸入盤CDを規制しようというもの。元はというと、「アジアで売っている日本のアーティストのCDの逆輸入盤が安く出回るのを防ぐ」というものだった。これ自体が企業の金儲けのためでとんでもないが、それがいつの間にか、洋盤も含め、輸入盤CD全体にかかる規制になってきてしまった!どうなってんだ、ばかやろう!

この改定案によると、国内盤が出ているCDの輸入を禁止するという。じゃあ、国内盤なんかとても出ないようなマイナーCDは平気なのかというと、そうも問屋が卸さない!海外版のみしか出てないマイナーCDであっても、万が一国内版が出たら、その瞬間に、在庫を抱えているだけで非合法になってしまうので、ショップも容易に輸入できなくなってしまうのだ。こうなってくると、輸入盤CD自体が少なくなってしまう!店頭にあるのは国内盤ばっかりか!三〇〇〇円近い金出して、メジャーなCDだけ買ってろってのか?ふざけんな!CD一枚で何日分の食費だと思ってんだ!

ボッタクリ極悪ニセCD

おまけに、最近の国内盤CDはCCCD(コピーコントロールCD)などという、インチキ極悪CDが出回っている。これはavexのバカが始めたシステムだが、パソコンなどでコピーできないだけでなく、CDにエラーデータなどをわざと入れて、コピーを阻止しているため、音質も悪いし、一部のプレーヤーでは再生できなかったり、ヘタするとプレーヤーをぶっ壊しかねないのだ!しかも保証は一切なし!CDの返品ができないだけでなく、これでプレーヤーがぶっ壊れても全く保証してくれないという…。このボッタクリ極悪ニセCDには当然批判も多く、大揉めに揉めてるのだが、輸入盤CD規制でこんなものを買わなきゃならなくなったら、たまったもんじゃねえ!メシ代を削りまくって買った三〇〇〇円のCCCDをフイにして、家賃を一ヶ月分踏み倒して買った一万円のCDプレーヤーをぶっ壊したら、合計一万三〇〇〇円の被害だ!時給八〇〇円だったら、バイト一六時間一五分じゃねえか!…おい!いい加減にしろ!レジ打ったり、モノ運んだり、穴掘ったり、好きでやってんじゃねえぞ!一六時間一五分だぞ、一六時間一五分!分かってんのか、小泉!クソ!黙ってレコード会社のボッタクリに協力してりゃ、このありさまかい!こんちくしょう!覚えていやがれ!

俺の一六時間一五分を返せ!

結局、この著作権法が改定されて国内盤のCDばかりがショップにのさばってきたら、ひどいニセCDが高くで出回り、儲かるのはボッタクリ企業の連中ばかりだ!こんな、露骨に貧乏人から金を巻き上げる法案はなかなかない。音楽というものを何だと思ってるんだろうか…。

いやあ、もう我慢ならん!手っ取り早いのは大手レコード会社の倉庫を襲って、レコード会社や警察の追っ手を振り切りながら売りまくり、儲けた分け前をアーティストにやる(要は総インディーズ化)のが理想なのは言うまでもないが、現代社会はまだそこまで進歩していない。…となったら、やることは一つ!街頭で騒動を起こすしかないではないか!

エセ著作権クソ食らえ!海賊版熱烈歓迎!俺の一六時間一五分を返せ!の怒りをぶちまけるために、街に繰り出すしかないぞ!!というわけで、最後に告知!

▼輸入盤CD規制反対集会&デモ

当日は音楽を流しまくり、騒ぎまくり、飲みまくる、とんでもないデモになる予定!デモだ、デモだ!大騒動だ!!

(編集部注:この記事は、本紙6月5日号に掲載されたものの再録です)

「著作権法の一部を改正する法律案」とは?

「輸入盤CDが輸入規制される?」と問題になっているのは、現在国会で審議中の「著作権法の一部を改正する法律案」。この改正案の問題点について、音楽評論家・メディア関係者・ミュージシャン・プロデューサーら音楽関係者が出した「反対声明」は、次のように指摘している。

@輸入盤の音楽CD(以下、輸入盤)は、日本で発売された瞬間に、販売・在庫の所持が「違法」になるので、日本発売予定がある作品の海外盤は、事実上輸入不可能になり、欲しいCDが買えなくなったり、値段が高騰してしまう。A改正案の主旨は「アジアの安い邦楽CDの逆輸入防止」のはずなのに、それは明文化されていない。それどころか、全米レコード協会と世界レコード制作者協会から文化庁に、「日本政府に対して、楽曲の種別を問わず輸入を制限することを要求する」とする意見書の存在が明らかになっている。Bこの法案が成立すると、さまざまに異質な価値観がぶつかりあい、混ざり合うことで、より自由で多彩で豊かな世界の音楽に触れてきた、という音楽ファンが作り上げてきた「輸入盤」文化だけではなく、音楽産業全般の衰退に繋がりかねない。

全米レコード協会が文句をつけてきた、というところにご注目。大手音楽業界の利益を侵すような「輸入盤」の存在は許さん!ということだ。ああ、アメリカによるグローバリゼーションはどこまで暴走するのだろう。(編集部)

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