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更新日:2004/06/20(日)

[投書] 言わせて聞いて第1179号

ただれた「国家観」を見直す時代がやってきた ●東拘・橋本和也

米国の一方的な「善」を世界が容認している限りに於いては、「テロは無くならない」のが現実だ。しかし、日本にあっては「何故」、米国が利害で動くという事を見据えながら、しり馬に乗るなどという悪政をまかり通らせるのだろうか。所詮、米国は「世界の警察」を気取ってはいるものの、裏を返せば、自らの利権(オイルマネー)と軍事産業の「最新兵器アピール」と「在庫処理」を前提とした戦争重犯ではないか。

この一連の世界的暗黒政治とは、「テロ撲滅」を引き合いに出しての、オイル覇権の牛耳り行為であって、ビンラディンという都合の良い「標的」を祭り上げての、軍事兵器の消化的措置以外の何ものでもない。

かような世界観を打ち出す独裁的国家に従属する日本政府も悪いが、その政策そのものを打ち出す政治家どもは、「売国奴」といっても過言ではない。ひっきょう、日本国とはこのままでは米国の一つの州、すなわち「アメリカ合衆国日本州」となってしまいかねない。ただれた国家観を見直す時代の到来である。

自分の身の回りから平和を築いていこう ●三重・ジンケン・タロウ

毎日が腹立たしいことばかり。今日この頃は、年金問題。これが掲載される頃は、菅代表も辞めているだろうが、民主党はもうこれでおさらば。

イラクの日本人人質事件の時、小泉首相が「自衛隊撤兵せず」と言ったのと併せるように、菅も言った。もうこれで、民主党もおさらば。旧社会党から自由党までつながる、幅の広い雑多な寄り合い所帯だけに、こんな事もあろうかと思っていたが、これでは支持している事が恥ずかしい。

すべては「政権欲しさ」に自民党に手を貸した村山政権後、社民党はヘラヘラ。「天皇制反対」、「自衛隊反対」を貫くがゆえに存在感のあった、日本共産党の情けない実情。もう支持政党が無くなった人たちが、棄権数につながってゆく。一体どうしたらいいのか?ある人が言った。「自分の身の回りから、平和を築くことが第一歩」。

年金問題には呆れ返った。自民党・民主党・共産党・社民党、その他無所属議員もゾクゾク。

国会解散!もう一度出直せ!

日本国民は生きている。

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