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更新日:2004/03/06(土)

[社会] 世界社会フォーラム/インド・ムンバイ
社会運動団体と大衆組織の呼びかけ・希望をグローバル化しよう!

編集部より

世界社会フォーラム終了後だされた「社会運動団体の呼びかけ」を掲載する。以前にも述べたとおり、世界社会フォーラムは、「決議」のようなものは採択しない。したがってこれは、任意に集まったグループ・団体が協議して、呼びかけとして発せられたものだ。3月20日の世界同時反戦行動を強く呼びかける内容となっている。(編集部)

〔翻訳・アタックジャパン・秋本陽子さん〕

戦争をつくりだす「新自由主義システム」に反対

インド・ムンバイの活動者会議に結集した私たちは、インドの人々およびすべてのアジア人の闘いを共有する。私たちは経済的、社会的および環境の危機をもたらし、戦争を作り出す「新自由主義システム」に対する反対をあらためて宣言する。

私たちは、資本主義に対する抵抗を組織し、オルタナティブを追求するためにここに団結する。私たちの抵抗はチアパスから始まり、シアトル、ジェノバ、さらには昨年二月一五日に、イラク戦争に反対する世界的な大動員を実現させた。そしてそれは、いまだに続く、米国政府とその同盟国が採用している、グローバルな戦争の戦略を糾弾した。カンクンの第五回WTO閣僚会議に対して勝利をもたらしたものは、この抵抗に他ならない。

イラク占領は、ミリタリズムと多国籍企業の経済支配との現存する関係を、世界全体に明らかにした。

差別への闘い・権利のための闘いは正当である

社会運動団体および大衆組織として、私たちは新自由主義的グローバリゼーション、帝国主義、戦争、レイシズム、カースト制度、貧困、家父長制、および性的指向ならびにジェンダー・アイデンティティに対する差別を含む(経済的、社会的、政治的、民族的、ジェンダー、性別上の差別など)あらゆる形態の差別と闘うことを再度宣言する。さらに、私たちは、能力の異なる様々な人たちや、ならびにAIDSなどの致命的な病気に罹患している人たちに対するあらゆる形態の差別にも反対する。

私たちは社会正義、天然資源(土地、水および種子)へのアクセス、人としての権利および市民権、参加型民主主義、国際条約で保障された男女の労働者の権利、女性の権利、および自己決定権に対する人々の権利のために闘う。私たちは平和と国際協力を求める者たちであり、公共サービスおよび基本必需品に対するアクセスが保障される持続可能な社会を推進させる。同時に、私たちは女性に対する社会的および家父長的な暴力を拒否する。

私たちは、農民、労働者、都市大衆運動、ならびに家、職、土地または権利を失う恐怖に喘いでいる、すべての人々の闘いが正当であることを宣言する。さらに私たちは、年金や社会保障について欧州で起きているように、共有の公共財を守るために民営化を公営に戻すための闘いが正当であることも宣言する。天然資源、民主主義、および主権を防衛するためのボリビア民衆の大衆動員の勝利は、私たちの運動の強さと可能性の存在を証明している。同時に、世界中の農民は、多国籍企業と新自由主義的な企業型農業政策と闘いながら、食物主権と民主的土地改革を要求している。

三月二〇日イラク反戦世界同時行動に参加を!

正当性の危機から抜け出るために、グローバル資本主義は、力と戦争を利用して、民衆に敵対的な秩序を押しつけている。私たちは、政府にミリタリズム、戦争、軍費支出を止めることを要求し、米国軍事基地の閉鎖を要求する。それらは地球上の人類および生命にとって危険と恐怖だからである。私たちは、ピエケスの米軍基地を閉鎖させたプエルトリコの人々の例に続かなければならない。グローバルな戦争政策に反対することは、依然として私たちの世界的動員の主要な目的である。

私たちは、世界のすべての市民に、米国、英国およびその同盟軍によるイラク戦争と占領に抗議する国際デー、三月二〇日に同時行動に参加することを呼びかける。

反戦運動は、各国で可能な限り広範な参加と動員を達成するために、それぞれ独自のコンセンサスと戦術を発展させている。私たちは、すべての占領軍の即時撤退を要求し、イラク人の自己決定権と主権、ならびに経済制裁と戦争によって蒙ったすべての損害に対して賠償を受ける権利を支持する。

私たちは、自己の利益だけを追求して、宗教、民族、人種、部族間の対立を作り出し、民衆の苦しみを増やして民衆の間に憎悪と暴力を増殖させている帝国主義的な勢力を糾弾する。

私たちは、持続不可能な状態に至った貧困国の債務、ならびに政府、多国籍企業、および国際金融機関による同債務の利用の強制を糾弾する。私たちは、第三世界が抱える不当な債務の完全および無条件帳消しおよび拒否を強く要求する。とりわけ私たちはアフリカの民衆の闘いと、その社会運動を支持する。

私たちは、共通の敵=WTOに反対する闘争に結集した何百万もの民衆である。先住民は、あらゆる種類の生物形態への特許、および生物多様性、水、土地の盗用行為に対して闘争をしている。私たちは公共サービスと共有財産の民営化と闘うために団結する。

WTOは、農業、食料、健康、水、教育、天然資源および共有財産から手を引け!

目標を達成するために、私たちは社会運動団体のネットワーク、および私たちの闘いの力を強化するという強い決意をここで改めて宣言する。

闘いをグローバル化しよう! 希望をグローバル化しよう!

(小見出しは編集部。一部要約)

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