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編集一言2007年10月ログ

まじめに働いてこつこつと貯蓄すること
 「まじめに働いてこつこつと貯蓄すること、勤勉に生産して正当に販売して利潤を得ること。この人間の生活に正しい動機がアメリカでは失われている」。アメリカの属国である日本でも、人間の生活に正しい動機が、次第に失われている。これらの国から、民(たみ)の道義が失われる時、ドル−円体制は崩壊に向かわざるを得ない。
 こんな脈絡で、アメリカのドル覇権が崩壊する日が近づいているのではないか、という主張に出会った。これまで、子供の世代、孫の世代に対する責任を放棄することの犯罪性について、エコロジーの側からの主張はあった。しかしその主張は、ドル覇権の暴力を前に屈服してきたことを認めねばならない。近づくドルからユーロへの主導権の移行は、中国の「環境と人民元」のせめぎ合いを巻き込みながら、日本の政治的決断を迫る準備をしている。
 「激動期」などという人々を煽るような言説は、あまり必要がない。実質的な生活破綻を被ることが、もっと雄弁であり説得力がある。日本が、食糧とエネルギーを海外から手に入れることができなくなる時代は、すでに目の前にある。
 これまでエコロジーに冷淡であった政治潮流は、ペーパーマネーの崩壊に際して、食糧とエネルギーを調達する政策が求められる。この課題に自立的に応える政治思想は、いまだこの国にはない。(I)
2007年10月17日更新
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福田政権誕生に際して
 小泉。安倍。福田。みんな2世議員先生ばっか。自民党も数だけは多くて質の粗悪さが目に余る。チヤホヤ、チヤホヤ甘やかされてお育ちになったお坊ちゃまばっかだから、当然かもしれないけれど。
 ヨッー。公明党!そろそろ逃げ出す準備を始めたらしいね。ソロリ、ソロリと後ずさりしつつ間合いを広げて、勝ち馬に乗り換える準備万端OKってところがいい。さすが現世御利益には機を見て敏。けれど、そのセコさ、人気悪いよ。
 次の農水大臣は誰が貧乏クジを引くのかな。国の基礎である農業を、ここまで貶めてきた自民党への大地の怒りを知るべし。
 病院でお詫びの記者会見に引っ張り出された安部さん。目が泳いでいたよね。退任劇の茶番もそうだったけれど、こんなシナリオ誰が書いてるのかねぇ。政治の世界って、やっぱ血みどろの闘いなんだねぇ。恐ろしくて近寄りたくないもんだ。
 それにしても夫婦仲が悪いんだったら、飛行機のタラップから下りてくる時、何で手なんかつないでいたんだろう。政治家もヤラセにすっかり馴染んじゃってるよ。
 安倍改造内閣で大臣に就任して、福田さんに再任してもらえなかった人はつらいもんですね。給料ってもらえるんですか。
 何時から国営放送はあんなくだらない1政党の党首選挙を実況中継するようになったんだ。テレビに映せば裏がないって思うとでも考えてるのかい。バカにすんな!。
 以上、無名人語録デッチ上げ編でした。(M)
2007年10月08日更新
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アフリカの真実
 アフリカ社会について語られてきた「常識」が引っくり返る機会にめぐりあった。アフリカ社会について教えられてきたことは大半が嘘であることを知り、今までとは全く異なる尺度で考える契機を与えられた。。
 アフリカといっても皆一様でないこと、鉱物資源を持つ地域ほど欧米の介入を受け、社会は分裂、内紛・戦争状態を度々引き起こしていること。資源を持たない(欧米にとって魅力がない)地域では、今も平和な社会が多く存在していると知り、感動した。「悪の根源は資本主義システムにこそある」。そうしたことを想起させるアフリカ社会の様々な社会のあり方である。タダの石ころに「価値」を与え、社会と人の心を狂わせ、人々の間に暴力と戦争を引き起こすのである。。
 資本主義から「見捨てられた」地域を、「未開社会」「非文明社会」と呼んで卑下するが、実は資本主義社会こそ、一番野蛮で暴力と抗争が日常化した卑下されるべき社会なのだ!ということを改めて思い知ることになった。アフリカの循環型の持続可能な社会のあり方に比べ、我が社会が自慢できるものではないことは明らか。と言って、すぐにどうにかなるわけでもないが、私たちの社会の根本的な変革を想う時、考慮すべき対象としてもっと大きく取り上げられる必要性を感じた次第。(S)
2007年10月05日更新
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